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メルボルンからTO-Cがゴルフの話題を中心に気の向くままに適当に綴るブログです。 2004年5月31日よりスタートした『メルゴル』。 2007年2月に新たにサーバーを移転して『メルゴル2』で気分一新がんばります! ※2008年10月 ブログのデザインを変更したら過去ログのレイアウトが乱れています、申し訳ない!!
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 私的クラブ論 第一回「重さ

 

今日はめちゃ個人的だけど、自分のクラブに対する考え方や思いを述べてみようと思う。

あくまでもTO-C自身のこだわりとか考えなので、興味の有る方は最後迄読んでくれたら嬉しいです。
長くなるので幾度かに分けてシリーズで進んで行きますので...宜しくです(笑!
 

ってこんな事を考えてみたのも、友人が最近ゴルフを始めて、その友人からのクラブ購入相談があったので、色々と考えてみた事をまとめてみようと思うのです。ってわけで僕個人の考え方を含みながらも初心者の人へのクラブ選びの指針になってくれたらいいかなーって思います。
 

 

というわけで第一回目の今回のトピックは「クラブの重量」です。
 

どんな事でもそうなのかもしれないけど、最初に使うクラブって後々まで影響すると思うのです、真っ白な何も情報が無い所に最初に使うモノ、そのモノが後々までのクラブ選びへある程度の影響ってあるからだと思っています。

というわけで、まずはカタチへ性能などよりも重さという事が一つのポイントに僕はなると思う。

 

現代のクラブは総じて総重量が軽めであると思う、確かに軽いクラブは振りやすいし、ヘッドスピードもアップしやすい。利点も多いけど、それは正しい事なのか?ここが疑問なんです、僕的には...。

個人的には『振り切れる範囲で重たいもの』というのが好きだし、おすすめです。

日本のクラブ市場と海外の市場ではニーズが違うのもあると思うし、欧米人とアジア人の体力や体格なども違うので、そういう事も影響しているかとは思うけど、やはり軽すぎるクラブには弊害があると思う。

一つには軽いクラブだとスイングを作り難い、軽い分どうしても楽に振ってしまう、そして楽に振ってもそれなりの結果が出てしまう...確かに目先の結果論だけで言えば悪くないよね、だけどそれって、ひとつのごまかしだと思うのです。

 

さて、ここでちょっと別の視点から考えてみます。

欧米と日本のマーケットの違いという観点ですが...

 

日本の場合クラブを購入するのはほとんどの人が「街のゴルフショップ」だと思います。

欧米の場合は「コースのプロショップ」が多いと言われています、最近ではショップも増えてますけど、日本と比較すれば数は知れていると言えます、特に僕の住むメルボルンなんてショップはまだまだ少ないです。

 

さて、この違いが何を意味するかと言えば、ゴルフの会員権を持っている人を除けば、日本では実際にコースへ出る回数というのはそれほど多い訳でもないと思う、だけど海外だともっと気軽にコースへ行ける、それは予約のシステムの問題であったり、プレーフィーだったり、コースのある場所だったりと、様々な条件が日本と違うからです。

さて、そうなってくるとでは購入したクラブを実際に使うのは、海外だとやはりコースが多くなってくるけど、日本だとレンジで使う方が多くなってしまいますね。

レンジとコースではやっぱり意識や目的が違ってきますよね...ここが大きなポイントなんだと思うのです。

コースで得る結果とレンジで得る結果って違う事が多いですよね、何度でも打ち直せるレンジと違って、コースは一発勝負ですよね、だから目的意識が違ってくるのは当然でしょう。

実際にコースに出れば飛距離も大事だけどアキュラシーの方が大事ですよね、だから飛距離よりも確実性が重視されやすくなるけど、レンジでは飛距離って要素で楽しむという一面もありますよね(笑。

そうなってくるとやっぱり打ちやすい、振りやすい、軽めのクラブって需要要素も上がってきますよね、だけどコースではコントロールできないもの、しにくいいモノって意味ないですよね?。

この需要のベースとなる部分が違うからマーケットの意識も変わってくると思うし、メーカーとしてはマーケットの意向を汲まないと売れないのだから、ビジネスとしては必然的にマーケットに沿う方向になりますよね。

その良い例が数年前までの日本で主流でもあった「高反発」だったりすると思っています、海外ブランドでも日本マーケット用に軽いシャフトで高反発ヘッドを導入してましたからね...。

 

それとマーケットのメインの購入層、これも違うかなって思うのです、海外だとゴルフって気軽な娯楽です、だけど日本の場合はまだまだ特殊スポーツであったり、社交であったりと、そういう部分が多いですよね。

プレフィーも安くはないので(最近は安いコースも増えたけど)どうしてもある程度の『財布のゆとり』が求められる部分が多くなる、そうなってくると必然的に年齢層もアップしてしまいます、つまり「ある程度の財力がある人=平均年齢が高め」という方程式がマーケットの主流になってくるのも仕方が無い事です。

つまり、日本のマーケットのメイン層に沿うモノを作り、売るというのがメーカーの商売ですから、結局どうしてもそれなりの年齢の人が使えるモノになってしまう、そして飛距離重視のマーケット、これらの要素が重なった結果のひとつが「軽めのクラブ」という事になってしまうのではないでしょうか?。

 

体力の劣ってきた人、特にそれなりの経験がある人がそういう方向のクラブへとシフトしていくのは、それはそれで良いと思うのだけど、20〜30代の年齢層の男性の場合にはその方向の中から生まれてきたクラブというのは、僕は絶対に軽すぎだと思っています。とはいえ日本の国内だけで観るとその選択肢しか見当たらないというのが現状なのではないかなって思うの、若い世代にとってはマイナスなんではいかと思うのです。

 

では軽いクラブのマイナス要素って何だろうか?

 

簡単に言ってしまえば、僕は「スイングの安定」という部分だと思っている、軽い分振れてしまう、というのは良いかもしれないけど、正しいスイングではない、ある程度のキャリアがあったり、ある程度のレベルの人であれば軽いクラブでもスイングが出来るだろうけど、そうでない人にとっては諸刃の剣ですね、メリットもデメリットもある、逆に言えばどんなクラブにもそれはあるんだけどね(笑、そのデメリットをどう捉えるか、考え方次第でもある。

とりあえず僕が大事にしたいのは、今でも「振り切れる範囲で重たいモノ」これですね。

そしてそのベースになっているのは、やはり自分がゴルフを始めた頃のクラブが影響しているのもあると思うのです。

だから最初に使うクラブって大事かなーって思うのです。

 

さてさて、かなり長くなったので今日はこの辺りで...

また続編を書きますので、興味の有る方はおつきあいください。

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自己紹介:
2004年5月よりブログサイト「メ ル ゴ ル」をスタート。2007年2月に「メルゴル2」としてサーバーを移転しました。

アクシネットグループ大好きです、タイトリストが大好きです!ってわけで熱烈「タイトリス党」を自負しております。靴もFoot Joyいいですよ〜〜!ってわけで、タイトの弟的ブランドcobraにも当然興味あり!

ゴルフギア、ラウンド、トーナメント情報、プロに関する話、その他メルボルンという街に関する事など、TO-Cが思いつくままに気分で綴って行くブログです、どうぞ宜しくお願い致します。

TO-C メルボルン在住
お仕事:デザイナー
ゴルフの腕前:ハンデ12ぐらい
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